客先担当営業職
担当エリア内の様々な企業の要望に応じ、商品を調達したり新商品を提案したり、納入した機器のアフターサポートまで行うルート営業です。１社だけで扱い商品が1000万アイテムにもなる仕入先もあるという膨大な商品群を扱う上、業界も食品メーカーから半導体関連メーカーまで多彩な企業を担当するため、広く浅い知識が求められます。顧客から依頼されて新しい仕入先を開拓することも。
業界では「遠藤科学」の名は広く知られており、顧客にも仕入先にも恵まれています。自分の売りたい商品をプッシュする営業スタイルとは違い、顧客の話に耳を傾け、課題を解決する仕事。問題に気づくことのできる、気の利く人が力を伸ばしていきます。
営業技術職
分析機器、システム、プロセス制御装置など、特定の分野に関して深い知識を持ち、営業職の仕事を高い専門性で支えるエキスパート。顧客企業の研究開発者などから要望をヒアリングして機器の構成を考案し、商談につなげます。
また、一つの課題を解決するために多くの仕入先の商品からベストなものを選び、営業や顧客に提案するのも仕事。営業にとって頼りになる存在です。
システムエンジニア
既製の商品では顧客の要望に対応できない場合、機器をカスタマイズして世界で一つの機器を提供するスペシャリスト。
例えば、検査機器を50個同時に検査できる形に改良したり、自動制御システムを開発したりと、ハードもソフトも組み合わせて様々な要望を形にするため、広く深い知識とアイデア力が伸ばせます。営業から「こんな仕組みを作るにはどうしたらいいか」といった相談を受けることもよくあります。
カスタマーエンジニア
顧客に納入した機器の保守管理や定期点検、測定機器を検証する校正業務などを行います。また、新しい機器を顧客の工場に導入する際、設置して試運転を成功させ引き渡すまでの業務も行います。
扱う機器類の構造まで詳しく知らないとできない仕事。顧客の工場設備や環境も、機器の症状も毎回異なるため、日々新しい学びがあります。